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中高生が英語と日本語でAIの基礎学ぶ 熊本・宇土校でセミナーを共催

2024/08/15

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 株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修、以下 WAP)は7月27日、熊本県宇土市の県立宇土中学校・高等学校(横川修校長)とともに、AIをテーマにした中高生向けセミナーを開催しました。当日は宇土校の生徒や周辺の中高生、保護者や教育関係者ら計約20人が参加。宇土校の外国語指導助手で、大学でAIを学んだシェイ・ブルックさんとWAPのAI専門家ピエール・マルシャルが、自然言語処理などAIの基礎を英語と日本語で解説し、生徒たちも真剣に聞き入っていました。

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講師をつとめたブルックさん(左)とマルシャル

1.生徒たちはAIに興味津々

 宇土中・高校は文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、研究機関や大学などと連携して研究開発を進めています。3月には、全国の高校生がAIの研究成果を発表する「AI甲子園」に出場し、優秀な成績を収めました。

 セミナーは、AIの歴史や身近な電化製品にAIがどのように利用されているかといった話題から始まり、マシンラーニングやディープラーニングといった、より踏み込んだ内容に進んでいきました。AIガバナンスや社会、経済への影響など、AIを利活用する上で課題になる点についても解説しました。またセミナー開始前にテクニカルワードの和訳リストを配布したり、説明時に図表を用いたりするなど、工夫したこともあり、生徒たちは真剣に耳を傾け、積極的に講師に質問していました。

 加えて自然言語処理の理解を進めるために、言語モデルとScrabble(単語を作成して得点を競うボードゲーム)を用いたアクティビティも実施しました。講師が実際にソースコードを見せながら、特定の文字が出てくる確率を計算するなど、プログラミングでどのように処理を組み立てるかの説明や実演をしました。入力する値を変更することで、実際に結果が変わっていく面白さに、生徒からは歓声も上がりました。

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終了後に生徒たちが記念撮影

2. 「AIはマジックではない」

 フランス出身のマルシャルは、AIに関する講義のほかに、自身がどのような経緯でAIや自然言語処理・日本語に興味を持ち、勉強やキャリアを重ねてきたかという話をしました。日本とフランスの教育制度の違いに関しても質問が出るなど、進学を控えた生徒たちは、興味深く聞き入っていました。

最後に、マルシャルからは「AIはマジックではない。AIはツールであり、それを活用してみなさんが今後どのような社会を作っていきたいかが大事」というメッセージが送られ、生徒たちは深くうなずきました。生徒たちから多くの質問が出て、開催後には「聞いているうちに英語を理解できるようになりうれしかった」「AIについてさまざまなことを学べた。また開かれるなら、ほかの人にも参加を勧めたい」という感想が聞かれました。

 WAPは2021年、熊本に進出。IT人材の育成を通じて地域に貢献しようと、宇土中・高校と意見交換を続け、今年4月には同校の生徒たちとAIをテーマにした交流会を開きました。宇土校科学部顧問の梶尾滝宏指導教諭は「AIがどう進化していくかが楽しみ。英語で学んだことで視野も広がった。生徒たちには恐れず挑戦してほしい」と話しました。



※4月に開かれた交流会の模様 https://www.worksap.co.jp/news/2024/0513/

ワークスアプリケーションズについて

ワークスアプリケーションズは、1996年に日本発のERPパッケージベンダーとして創業。ノーカスタマイズや無償バージョンアップなど革新的なソリューションで、国内大手企業を中心にお客様の成長を支援してきました。個が持つ可能性を信じ、企業と個の価値を最大化する「成長エンジン」となることを目指し、「作業」を「創造」に変え、「仕事」を楽しくすることを追求していきます。

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この記事に関するお問い合わせ先

株式会社ワークスアプリケーションズ 広報担当
TEL : 03-3512-1400
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